【ニューヨーク=宮本岳則】米電気自動車(EV)メーカー、リヴィアン・オートモーティブは10日、米ナスダック市場に上場した。終値で計算した時価総額は859億ドル(約9兆7800億円)に達し、米最大手ゼネラル・モーターズ(GM)にほぼ並んだ。バイデン米政権の政策的な後押しに加え、筆頭株主の米アマゾン・ドット・コムなど強力な後ろ盾の存在が、高い成長期待につながっている。
リヴィアン株の取引は米東部時間10日午後1時すぎに始まった。上場初値は1株106.75ドルで、公開価格(78ドル)を37%上回った。投資家の買い意欲は強く、一時119ドル台まで上昇する場面があった。終値は100.73ドルだった。ストックオプション(新株予約権)の行使などを考慮した完全希薄化ベースで時価総額を計算すると、一時1000億ドルを超えた。
新株発行による調達額は119億ドルに達した。米調査会社ディールロジックによるとEV専業のIPOとしては中国の小鵬汽車(シャオペン、17億ドル)を上回り、過去最大となった。10年に上場した米テスラの調達額は2億6000万ドルだった。米国のIPO調達額としては14年上場の中国・アリババ集団や、12年の米フェイスブック(現メタ)などに次ぐ、歴代7位の記録となった。
以下ソース
2021年11月11日 3:35 (2021年11月11日 8:37更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN10D5W0Q1A111C2000000/
リヴィアン株の取引は米東部時間10日午後1時すぎに始まった。上場初値は1株106.75ドルで、公開価格(78ドル)を37%上回った。投資家の買い意欲は強く、一時119ドル台まで上昇する場面があった。終値は100.73ドルだった。ストックオプション(新株予約権)の行使などを考慮した完全希薄化ベースで時価総額を計算すると、一時1000億ドルを超えた。
新株発行による調達額は119億ドルに達した。米調査会社ディールロジックによるとEV専業のIPOとしては中国の小鵬汽車(シャオペン、17億ドル)を上回り、過去最大となった。10年に上場した米テスラの調達額は2億6000万ドルだった。米国のIPO調達額としては14年上場の中国・アリババ集団や、12年の米フェイスブック(現メタ)などに次ぐ、歴代7位の記録となった。
以下ソース
2021年11月11日 3:35 (2021年11月11日 8:37更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN10D5W0Q1A111C2000000/