ソース元,琉球新報 5/11(木) 10:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170511-00000009-ryu-oki
戦後の市民・沖縄県民生活を支えてきたマチグヮー(商店街)から市民の足が遠のいている。
那覇市が10日発表した2016年度市民意識調査で、第一牧志公設市場などのマチグヮーの利用度が「月1、2回以下」という市民が88・6%で約9割に上ることが分かった。
「全く行かない」と答えた市民は過去最多の28・8%だった。市民のマチグヮー離れが浮き彫りになった。
国際通りの利用も「月1、2回以下」と答えた市民が85・4%で9割近くいた。「全く行かない」という市民は20%で、調査を始めた10年以降最多だった。
市民意識調査は2年ごとに実施しており、今回で22回目。今調査は16年9月1~30日、20歳以上の市民5千人に調査票を送付し、1568人(31・4%)から回答を得た。
日常生活に関する意識調査の中で、第一牧志公設市場や栄町市場商店街、平和通り商店街と国際通りの利用度を質問した。
国際通りやマチグヮーを魅力的にするための方策として、「トイレや休憩施設の増設」が18・9%と最も多く、「市街地周辺の駐車場整備」が12・3%、「日陰などの環境整備」が11・4%と続いた。