【解説】“国立公演延期”嵐の振り替え公演は今秋が濃厚 活動を休止する年内までには…
嵐・櫻井翔が「断腸の思い」と語ったように、何とか国立公演を開催させたいという思いは、事務所の発表からも見て取れた。
ジャニーズ事務所は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みながら、主催コンサートや舞台の中止または延期を“小出し”にして発表してきた。
3月18日には「公演を再開すべき時が目の前に迫っていることを信じて、皆さまにエンターテインメントをお届けすることができる準備を進めてまいります」とメッセージを発信していた。
しかし、今月7日の緊急事態宣言発令で中止は決定的に。
今月16日に、嵐のファンクラブ会員に向けてチケットの当落が発表される予定だったことから、東京五輪の組織委員会側とも調整を重ねた結果、延期という決定が下された。
無念の思いはメンバーもファンも一緒。賢明な判断といえる。
では、振り替え公演はいつ開催されるのか―。
絶対条件となる新型コロナ感染の沈静化をクリアすれば、今秋が濃厚だろう。遅くとも活動を休止する年内までには実現させたい構えだ。
五輪の延期により、嵐も来年まで活動を続けるのではという予測もあるが、現段階では当初の方針に変わりはない。
(江川悠)
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