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2018/09/19(水) 02:22:48.46ID:CAP_USER9県立高校の耐震強度不足 市が県に異例の行政指導 奈良
2018年9月18日 21時03分
奈良市にある県立奈良高校の建物の耐震強度が国の基準を大きく下回り、生徒の安全が確保されていないとして、市は、奈良県に対して安全対策を講じるよう行政指導を行いました。県によりますと市から行政指導を受けるのは極めて異例だということです。
奈良市によりますと昭和39年に今の場所に移転した県立奈良高校は、一部の校舎などが震度6強以上の揺れで倒壊するおそれがあることが10年ほど前から指摘されていますが、予算不足などを理由に十分な対策が行われてきませんでした。
奈良県教育委員会は4年後に高校を移転する計画ですが、市はそれまでの間、生徒や教職員の安全を確保できないとして、耐震改修促進法に基づき、学校を所有する県に建物の安全対策を講じるよう18日、文書で行政指導を行いました。
県によりますと市から行政指導を受けるのは極めて異例だということで、奈良県は「内容を確認したうえで対応を検討したい」としています。
奈良県の公立高校の耐震化率は89.9%と全国で2番目に低く、奈良市は、大規模な災害が起きた場合の2次避難所に指定していた奈良高校について、先月、指定を解除しています。