大阪府吹田市の自宅で生後1か月の次男の頭を揺さぶるなどして死亡させた罪に問われた父親の裁判員裁判で、大阪地裁は「必ずしも揺さぶりが原因とはいえない」として、無罪判決を言い渡しました。
大阪府茨木市の工場作業員・楢崎淳二被告(32)はおととし10月、自宅で当時生後1か月の次男の頭を複数回揺さぶるなどの暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪で起訴されました。これまでの裁判で、楢崎被告は「絶対にやっておりません」と一貫して起訴内容を否認していました。
20日の判決で、大阪地裁は「低い場所からの転落などによる打撲の可能性も捨てきれず、揺さぶりによって亡くなったことに合理的な疑いが残る」などとして、無罪を言い渡しました。大阪地検は「判決内容を精査し適切に対応する」としています。
11/20(火) 19:10
MBSニュース
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