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震災8年 陸前高田で見つかった写真などを家族へ 東京で返却会
2019年3月3日 16時05分東日本大震災
東日本大震災の発生から8年となるのに合わせて、津波で大きな被害を受けた、岩手県陸前高田市で見つかった写真などの思い出の品を持ち主や家族などに返す「返却会」が、東京 原宿で開かれています。
陸前高田市はがれきの中から見つかった写真や手紙、卒業証書、それに大会の記念メダルといった持ち主の分からない思い出の品、およそ7万5000点を民間団体に委託して、今も保管し続けています。
返却会は、こうした品々を持ち主や家族の手に返そうと、岩手県内や仙台市などで震災直後から開かれているほか、首都圏に移り住んだ被災者も多いことから東京でも不定期で開かれていて、パソコン上のデータなどからゆかりの品を探せるようになっています。
実家が津波で流されて、両親を亡くした55歳の男性は3日、初めて会場を訪れ、市の職員だった父親が仕事をしている様子の写真や地域の活動に参加する母親の写真を見つけました。
男性は「実家が流されて写真はほとんどなくなってしまったので、見つかってうれしいです。父と母の写真を久しぶりに見て、懐かしい思いでいっぱいです」と話していました。
返却会を開いている「三陸アーカイブ減災センター」の秋山真理代表理事は「震災をきっかけに東京に移住された方などは、ぜひこの機会に、自分や家族の写真がないか探しに来てほしい」と話しています。
この返却会は今月12日まで、東京 原宿の「富士フイルムワンダーフォトショップ」で開かれています。
震災8年 陸前高田で見つかった写真などを家族へ 東京で返却会
2019年3月3日 16時05分東日本大震災
東日本大震災の発生から8年となるのに合わせて、津波で大きな被害を受けた、岩手県陸前高田市で見つかった写真などの思い出の品を持ち主や家族などに返す「返却会」が、東京 原宿で開かれています。
陸前高田市はがれきの中から見つかった写真や手紙、卒業証書、それに大会の記念メダルといった持ち主の分からない思い出の品、およそ7万5000点を民間団体に委託して、今も保管し続けています。
返却会は、こうした品々を持ち主や家族の手に返そうと、岩手県内や仙台市などで震災直後から開かれているほか、首都圏に移り住んだ被災者も多いことから東京でも不定期で開かれていて、パソコン上のデータなどからゆかりの品を探せるようになっています。
実家が津波で流されて、両親を亡くした55歳の男性は3日、初めて会場を訪れ、市の職員だった父親が仕事をしている様子の写真や地域の活動に参加する母親の写真を見つけました。
男性は「実家が流されて写真はほとんどなくなってしまったので、見つかってうれしいです。父と母の写真を久しぶりに見て、懐かしい思いでいっぱいです」と話していました。
返却会を開いている「三陸アーカイブ減災センター」の秋山真理代表理事は「震災をきっかけに東京に移住された方などは、ぜひこの機会に、自分や家族の写真がないか探しに来てほしい」と話しています。
この返却会は今月12日まで、東京 原宿の「富士フイルムワンダーフォトショップ」で開かれています。
