https://news.yahoo.co.jp/articles/f9b3d58dd5e8c2116c8c73a757aa16626dd579ff
タイメディアは7日、ミャンマー東部カイン州に不法入国した疑いがある日本人の男性4人をタイ警察当局が拘束したと報じた。
中国系犯罪グループによる特殊詐欺の拠点があるミャンマー側で、日本人を対象にした詐欺行為に関わっていた可能性があるという。
報道によると、4人は観光の名目でタイに入国。1月31日にタイ北西部メソトに到着し、2月1日に宿泊先をチェックアウトした。
その後タイとミャンマーをつなぐ橋付近で姿が確認されて以降は、行方が分からなくなっていた。
4人は不法に国境を越えたとみられ、ミャンマー人がホテルから4人の荷物をミャンマー側に運び出していたという。
タイ当局は、7日までにタイ側に戻っていた4人を拘束し、ビザを取り消した。
4人の中には、日本で薬物関連の犯罪に関与した疑いで、逮捕状が出ている人物も含まれるという。
タイとミャンマーの国境地帯では、中国系犯罪グループが外国人をだまして監禁し、特殊詐欺に加担させているとして国際的な問題になっている。
タイ当局は4人と、犯罪グループの関連についても調べている。