慶大、超音波で空中に浮かせた培養液で細胞の遺伝子導入に成功
慶應義塾大学の研究チームは、超音波で空中に浮揚させた培養液中で動物細胞への遺伝子導入が可能であることを実証した。
容器を使わずに化学、生物学実験の実施が可能となり、プラスチック廃棄物の削減につながるという。
研究チームは、超音波で浮揚させた液滴内に細胞を懸濁させ、その後4時間ほど浮揚させてトランスフェクション(動物細胞への核酸の導入)を進め、遺伝子導入効果を調査した。
空気中で30分以上液滴を浮揚させると、水分が蒸発していくが、液滴をCMOSイメージセンサーを使用したカメラで監視し、減少した水分を継続的に補給して浮揚状態を維持した。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
MIT technologyreview 2022年9月16日
https://www.technologyreview.jp/n/2022/09/16/286019