慶大、がん免疫療法のためのT細胞の遺伝子改変を効率的に行う手法を開発
慶應義塾大学(慶大)は11月22日、がん免疫療法のためにT細胞の遺伝子改変を効率的に行うため、2020年のノーベル化学賞受賞で知られるゲノム編集ツール「CRISPR/Cas9(クリスパー・キャスナイン)」を使って遺伝子を欠失させる際の、効率的な設計アルゴリズムの開発に成功したことを発表した。
同成果は、慶大 医学部 先端医科学研究所 がん免疫研究部門の籠谷勇紀教授、同・伊藤雄介専任講師、同・大学 医学部 石井・石橋記念講座(拡張知能医学)の石川哲朗准教授らの共同研究チームによるもの。
詳細は、核酸の代謝や相互作用に関与する核酸およびタンパク質に関する全般を扱う学術誌「Nucleic Acids Research」に掲載された。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
マイナビニュース 2023/11/24 06:47
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20231124-2825808/
論文
Epigenetic profiles guide improved CRISPR/Cas9-mediated gene knockout in human T cells
https://academic.oup.com/nar/advance-article/doi/10.1093/nar/gkad1076/7424430