自民党の石破茂元幹事長は30日、石破派の会合で、衆参両院の予算委員会での野党の質疑が安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の問題に集中していることについて、「もっと議論することがあるだろうと思っている方は多い。ただ、そういう(議論ができる)状況を誰がどう作るかが大事だ」と述べ、政府が説明責任を果たすべきだとの認識を示した。
石破氏は「『追及している方がおかしい』『政府は説明責任を果たした』と国民が納得して初めてそういう状況が生まれる」と指摘。新型コロナウイルスによる肺炎や中東情勢、社会保障問題などを挙げ、「そういうことにきちんと時間を費やし、国会の責務を果たす状況を作ることが肝要だ」と強調した。
一方、伊吹文明元衆院議長は30日の二階派の会合で「立憲民主党は季節違いの桜の話ばかりだ」と批判。同じ野党でも新型肺炎の問題を積極的に取り上げている国民民主党については考えが近いと強調した。【立野将弘、竹内望】
毎日新聞
2020年1月30日 18時35分
https://mainichi.jp/articles/20200130/k00/00m/010/196000c
石破氏は「『追及している方がおかしい』『政府は説明責任を果たした』と国民が納得して初めてそういう状況が生まれる」と指摘。新型コロナウイルスによる肺炎や中東情勢、社会保障問題などを挙げ、「そういうことにきちんと時間を費やし、国会の責務を果たす状況を作ることが肝要だ」と強調した。
一方、伊吹文明元衆院議長は30日の二階派の会合で「立憲民主党は季節違いの桜の話ばかりだ」と批判。同じ野党でも新型肺炎の問題を積極的に取り上げている国民民主党については考えが近いと強調した。【立野将弘、竹内望】
毎日新聞
2020年1月30日 18時35分
https://mainichi.jp/articles/20200130/k00/00m/010/196000c