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新型コロナの影響で学校の授業が遅れたことで、「勉強が分からない」という子どもが増えているそうです。放課後の子どもたちを助けようと、寺子屋式の学びの場が新たに作られました。 　伊東市のフリースペースを会場に、７月１４日開かれたのは、寺子屋式の学びの場「大きな実スクール」の無料体験会です。 「これ名何枚ある？１００枚だね。じゃあこれは？」 　小・中学生などが自習をしたり、分からないことを質問できたりします。企画したのは、ウェブコンサルタントの柏井卓さんです。 ＜シクロ　柏井卓社長＞「コロナで授業が遅れている中で、（勉強が）分からないという子が多くいる。こういう自由なところで勉強できたらいいなと思って場所をつくりました」 　県も３年ほど前から、「しずおか寺子屋」という無料の学習支援事業を行っています。いつもの年ならば６月頃にスタートしていますが、２０２０年は新型コロナの影響で、ほとんどの会場でまだ開催できていません。 ＜保護者＞「繰り下がりのひっ算とか漢字が苦手で（Ｑ、苦手なんですね）勉強楽しくないから、学校行きたくないみたいになったりとか。でも、勉強嫌いなのに塾かなと思って」 　１４日は、上級生が下級生に勉強を教える姿も見られました。 ＜参加した女の子＞「楽しかった。（Ｑ、またここで勉強したいですか？）うん」 ＜シクロ　柏井卓社長＞「昔教師をやられていて方たちも、ボランティアで教えに来てくれたら嬉しいなと思いますし、地域みんなで学ぶ場になってくれたら。あとは来た中学生が小学生に教えるとか、そういうふうに展開していけたらと思います」 　この取り組みは７月２１日から本格的にスタートします。 ※毎週火曜日に開催　１回１５００円