小荷駄(こにだ)とは、中世から近世にかけての日本において、
戦争のために必要な兵粮や弾薬、
陣地設営道具などを運ぶための駄馬(もしくはウシ)・車輌、
及びそれを率いる部隊「小荷駄隊(こにだたい)」のこと。
現 代 の 輜 重 隊 に 相 当 す る。
中世においては、兵粮などは兵士達の自己携帯が原則であったが、
実戦においては期間が不明でかつ長期分の携帯は
軍事行動の妨げになるだけであったため、
数日分だけを携帯させてそれ以上の分は小荷駄に輸送させた。