補給を軽視した結果、旧日本軍はインパール作戦で大敗した。古来から寡兵が大軍に勝つ為にはしばしば補給線を絶つ戦略が大きな効果を実績をあげた。
それを大した事がないと開き直る時点で軍略は語れない。
補給線の確保は軍略の基本中の基本で、信玄なども補給に回されて不平をいう将に丁寧に諭しているくらい。
つまり補給を軽視する発言をする時点で素人丸出しなのである。
また飢饉に対する天災とする発言も失笑ものである。
戦乱の戦国期になっても飢饉天災で餓死する人間はまったくいなかった。
江戸期の飢饉は人災であるのは常識。先物取引や市場経済による商人の横暴は江戸期の飢饉を作り出した事実を知らずに語るのは笑える。
各地で米は取れていて倉には米があふれていたが商人はもっと高くなるだろうと売り惜しみした結果、餓死と言う人災になって現れたのは常識。
だからこそ商人の私腹に対する憤りから庄屋や倉が焼き討ちや襲撃を受けたのである。